STCの取り組み

国際関係

日本の砂防を世界のSABOに −開発途上国での活用を目指して−(2019JICA研修報告)

 当センターでは、国際協力機構(JICA)からの委託を受けて、平成13年(2001)以降、例年JICA課題別研修業務を実施してきました。JICAでは、1990年からアジア・南米を中心とした地域の防災技術者を集め、火山学と砂防工学を柱とした半年間の研修を開始しました。近年は研修期間が短縮されて、1ヶ月程度となっております。本年度も含めた約30年間の累積研修参加者は41カ国282名に上ります。
 コース名が現在の「土砂災害防止マネージメント(豪雨、地震、火山噴火起因)」となってからは、本年度(2019年度)で6年目の実施となります。本研修では、土砂災害防止事業に関わっている機関の技術系行政官(主に土木技術者、地質技術者等)を対象とし、研修で得た知識や技術を土砂災害防止のための対策に直接活用していただくことを目指して実施しました。実施時期は、2019年6月9日から7月13日までで、参加者はブラジル、マレーシア(2名)、ミャンマー、フィリピン、スリランカ、ベトナム、の6カ国から7名の研修員が参加しました。ここで、その実施報告をいたします。

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(※こちらは、機関誌『sabo』Vol.127に掲載した内容になります。)

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