砂防技術研究所

◆砂防技術研究所

 砂防技術を向上させるための調査・解析に関わる基礎技術や応用技術、新しい工種・工法の開発研究を行っております。
 また、新技術・新工法の開発と普及、砂防構造物得られた知見に関して、現場の皆様のお困りごとの解決(技術指導技術相談)も行っています。
 研究開発事業の詳細については研究開発事業紹介のページ、技術指導の詳細については、技術指導のページ、技術相談の詳細については、技術相談のページをご覧ください。
 
1)技術・新工法の開発と普及
 現在、新たな流木捕捉工の開発を行うとともに、「張り出しタイプの流木捕捉工」を取り入れた「流木捕捉工ガイドライン(仮称)」の作成に取り組んでいます。
 新たな流木捕捉工は、不透過型砂防堰堤を越流する流木を本副堰堤間で捕捉するための工法(特許出願中)であり、その効果などを把握するために水理模型実験を行い(平成30年度砂防学会研究発表会概要集V-032、p.115-116)、スクリーン型流木捕捉工「流木スクリーン」を開発しました。
 「流木捕捉工ガイドライン(仮称)」は、学識者・本省砂防部・国総研・土研とともに研究会を設けて検討を重ねています。これまで、流木捕捉工に特化した基準類はなかったことから、流木対策のより一層の推進にお役にたてることを目指しています。

2)皆様のお困りごとの解決(技術指導)
 平成30年度は、これまでに「流木捕捉工の選定・設置」「鋼製砂防構造物の選定・設置」「古い砂防堰堤の改築」に関する技術指導(現場指導、設計指導、施工指導含む)の要請を、7県・3直轄砂防事務所から合わせて80件以上いただいています。平成29年7月に発生した九州北部豪雨における流木災害、30年7月に発生した西日本豪雨における古い時代に施工された砂防堰堤の損壊等を受けて、全国でその対応が推進されている背景があるものと思われます。また、「小規模渓流対策」についてのお問い合わせもいただいています。ゼロ次谷のように、普段流水がなく、下流に流路が準備できない小さな渓流への対応も急がれています。
 現行の基準・指針類では対応が難しい案件が「お困りごと」として寄せられる場合が多く、当研究所技術部の技術者がこれまでに蓄積してきた豊富な現地調査データや研究成果、技術指導による施工実績を活かした指導を実施しています。
 これからも引き続き、現場の皆様の相談役としてお役に立てるよう、日々の研究、技術力の向上に努めて参ります。

研究開発事業紹介

技術指導

技術相談

PAGE TOP