総合土砂管理計画

総合土砂管理計画

 総合土砂管理とは、森林を含む山地部、山麓部、平野部、河口・海岸部等における堆積・侵食等の土砂に関わる環境面も含めた流域全体の土砂生産・流出、さらに堆積に係わる社会的問題を解決する行為のことです。
 問題解決の新たな視点として流域の源頭部から海岸漂砂域までの一貫した土砂の運動領域を「流砂系」という概念で捉え、総合的な土砂管理の考え方を構築し、具体的な施策を実施することです。総合的な土砂管理の目標として、それぞれの河川・海岸のもつ特性を踏まえ、以下のような項目を実施します。

●土砂移動による災害の防止、生態系・景観等の環境の保全、河川・海岸の適正な利活用。
●土砂管理上、問題が顕在化している流砂系において、土砂の量及び、質に関する流砂系一貫したモニタリングを組織的・体系的に実施。
●当面推進する施策として、モニタリング結果に基づき、「土砂を流す砂防」、「ダムにおける新たな土砂管理システムの確立」、堆積した土砂を侵食傾向にある河道・海岸に活用する「流砂系内土砂再生化システムの構築」等の実施。
●総合的な土砂管理を効率的かつ効果的に推進するため、砂防、森林、ダム、河川及び海岸等の関係行政間の一層の連携を図り、学識経験者、地域住民との意見交換。
●今後さらに有効かつ効果的な総合土砂管理を推進すべく、予知・予測手法の検討や土砂の量と質のモニタリングを効率的に行うためのシステム構築

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