総合防災部

◆総合防災部

火山砂防に関するハード・ソフト対策の調査・研究を行っています。

1.火山砂防計画に関する調査研究
 火山の噴火実績や土砂移動現象などの過去の土砂移動実績調査をもとにして噴火時に発生する現象やその規模を想定し、数値シミュレーション等により火山災害予想区域を設定します。これに基づいて砂防施設配置計画や監視体制などを含む火山砂防基本計画を策定します。
 (1) 噴火対応火山砂防基本計画(ハード対策)の検討
 (2) 火山砂防基礎情報システムの検討

2.火山ハザードマップに関する調査研究
 火山の噴火形態は火山ごとに異なります。そこで火山ごとの性質を活かして、住民に判りやすいハザードマップや火山防災ハンドブックを検討・作成します。
 また、火山噴火時の火口位置の変化や地盤変動などに対応したリアルタイム・ハザードマップを検討し、実務で運用できるシステムを構築します。
 火山災害はめったに起こるものではないので、山麓に生活する住民に正しい知識と防災の心構えなどを理解してもらうことが大切です。火山防災のための啓発手法の作成や説明会開催などの支援を行います。
 (1) 火山防災マップの検討
 (2) リアルタイム・ハザードマップの検討
 (3) 火山防災啓発手法の検討

3.火山噴火緊急減災対策に関する調査研究
 国土交通省砂防部では、実際の噴火災害とそれにともなう土砂災害に応急・緊急的に対応するため「火山噴火緊急減災対策砂防計画ガイドライン」を策定しました。STCは豊富な火山砂防計画策定実績や雲仙普賢岳、有珠山、三宅島などの噴火時の緊急対応実施実績に基づいて、各火山の緊急減災対策を検討します。本計画の基礎となる火山噴火シナリオについて、火山や砂防の学識経験者らからなる検討会等を設置して検討します。 さらにこれらの計画の実効性を確認するための、火山噴火対策ロールプレイ演習について、噴火シナリオに基づく演習シナリオ等の計画策定と演習実施を支援します。
 (1) 火山噴火緊急減災対策砂防計画の検討
 (2) 火山噴火シナリオの検討
 (3) 火山噴火対策ロールプレイ演習計画の検討と実施支援

4.火山噴火警戒避難対策に関する調査研究
 二次災害を軽減するため、火山噴火時の土砂移動監視システム計画を火山の噴火特性や地域の実情に合わせて策定します。また、有珠山や三宅島での実績にもとづき、噴火直後の降灰の影響を考慮した土石流発生基準雨量の設定、情報伝達システムの構築や新たな手法を用いた危機管理演習計画などのソフト対策の支援をいたします。
 (1) 火山災害監視システム計画の策定
 (2) 降灰後の土石流警戒避難基準雨量の検討
 (3) 火山噴火に対する防災対応策の検討

5.火山噴火に起因した土砂移動現象に関する数値シミュレーションシステムの開発
 火山噴火に伴う土砂移動現象に対して、地形や火口位置の変化等状況に応じて影響範囲を迅速に想定するための火山リアルタイム・ハザードマップ作成システムを作成することを目的とした、数値シミュレーションシステムの開発を行っています。

PAGE TOP